さて、前回はブログを始めるにあたってのハード面の準備について書きましたが、今回はいよいよブログをどうやって作っていくかという手順について書いていきます。

 

ただし、細かい作業手順を全て書いていく訳ではないので、

 

「パソコン操作に自信はないがアフィリエイトを始めてみたい」とか、

 

「サイト作成までの手順を細かく知りたい」という方は、以下の書籍を購入する事をお勧めします。

 

 

実際私は途中までこの本の通りに作業を進めました(レンタルサーバー及び独自ドメイン取得サービスとして、さくらインターネットを利用し、WordPressを使ってサイトを作成)。

 

それでは順を追って見ていきましょう。

 

レンタルサーバーと契約する

最終の目的は、WordPressを使ってサイトを作成する事ですが、その為にはレンタルサーバーの契約独自ドメインの準備が必要になります。この二つを用意する事で自分のURLでWEBサイトを公開する事が出来ます。

 

なんで有料サービスを使うのかというと、

①無料ブログにあるようなテンプレートではなく独自のサイトデザインを構築する事が出来る。

②自由に広告を掲載する事が出来る。

というのが主な理由になります。

 

私が利用しているのは、さくらのレンタルサーバです。選んだ理由は、先ほど紹介した「いちばんやさしいWordPress教本」で推奨されていた(しかも登録の仕方とか全部書いてあった)事と、価格が比較的安かったからです(年間6,171円)。

 

「レンタルサーバー」で検索すればかなりの数がヒットしますが、知名度のあるサービスを選ぶのがほとんどの様です。「ユーザー数の多さ」=「サーバーの安定性・良好なサポート」というイメージがありますからね(目に見えない商品なので。それに、実際に全部のレンタルサーバーを利用してレビューを書いている人などいないでしょう。)

 

比較のため二つほど他のサービスを挙げておきます。

 

エックスサーバー
料金が高め(初年度16,200円)だが処理速度の速さと容量の大きさがウリ。サイトの表示速度って大事だしこっちにしとけば良かったなあ、とも思う。

 

ロリポップ!
さくらのレンタルサーバと同じく低価格が魅力のレンタルサーバー。さくらサーバよりもコストパフォーマンス良し。

 

三者を比べるとこんな感じ(2017年11月19日時点)

さくらサーバ エックスサーバー ロリポップ
月額(税込) 515円 1,080円 324円
初期費用(税込) 1,029円 3,240円 1,620円
ディスク容量 100GB 200GB 50GB
マルチドメイン 20個 無制限 50個

※さくらサーバ・エックスサーバーは「スタンダードプラン」、ロリポップ!サーバーは「ライトプラン」で比較。料金は1年契約の場合。いずれもWordPressの「簡単インストール」機能があり初心者でもスムーズにWordPressを始める事が出来る。

 

ご覧の通り、さくらのレンタルサーバはコストパフォーマンスで言うと他より見劣りしている感があります。今後アクセス数が増えたらエックスサーバーに移行しようかな・・・。

 

とはいえ、サーバーが立派でも読者がいなければ意味がありませんので、初心者は低価格のレンタルサーバーから始めてみてもいいでしょう。

 


独自ドメインを取得する

レンタルサーバーと契約をしたら、次に独自ドメインを取得します。

 

ドメインとはWEBサイトを表示するためのURLの一部であり、○○○.com や△△△.netなど馴染みのあるものから、○○○.xyz、△△△.tokyoなど安価なものまでいくつか種類があります。メールアドレスと同じで既に取得されているものは利用出来ませんが、それ以外は自由に決める事が出来ます。

 

たいていレンタルサーバーを提供している会社はドメインも販売しています。なのでそれぞれ同じ販売会社から購入すると割引が受けられたりします(ただしさくらサーバの場合はなかった・・・)。

 

エックスドメイン
そもそも、エックスサーバーを契約すると今なら無料のドメインが1個ついてくる(2017年11月30日18:00まで)。

 

ムームードメイン
GMOペパボ株式会社が提供(ロリポップ!と同じ)している。ムームードメイン取得後にロリポップ!レンタルサーバーに申込みをする事でレンタルサーバーの契約期間が3ヶ月延長となるキャンペーンを実施中(2017年11月24日23:59まで)。

 

お名前.com
お名前.comのサーバーと同時に申込む事でドメインが1円で取得できる。

 

割引の適用などで価格は様々ですが、.comや.netなどメジャーなドメインは通常年額1,000円〜2,000円程で利用できます。

 

WordPressを利用していよいよブログを作成!

やっとここまできたぜ・・・

 

Webサイトを作成するためのソフトウェアであるWordPressをインストールし、ついにブログを作成!

 

と言っても、主要レンタルサーバーの「簡単インストール」機能を利用する事で、いくつかの操作をするだけでインストールを完了する事が出来ます。

 

すると、次の様なデフォルト画面が現れます。

 

 

 

お、おう・・・

 

メイン画像、でかくね?

 

と思ったのが最初の印象ですが、ここでちょっと解説すると、WordPressには テーマ と呼ばれるテンプレートの様なものが存在し、これをカスタマイズして自分のサイトを作っていきます。現在はTwenty Seventeen(2017年のデフォルトテーマという意味)が初期設定されているため、WordPressの初期状態は誰でも上の様になります。

 

さて、ここから自分好みのデザインを追加してブログを作り上げていく訳ですが、

 

「ブログタイトルをかっこよくデザインしたい」とか、

 

「画像を掲載したいけど、自分ではちょうどいいものを持ってないし・・・」といった悩みが出てきます。

 

まず、ブログタイトルですが、記事本文と同じ様な書体で文字が書いてあるだけでは、なんとも味気のない見た目になってしまいます。このブログでは次の無料ツールでロゴを作成しました。

 

フリーフォントで簡単ロゴ作成

 

キャラクターなど具体的なデザイン案が決まっているのであれば、外注(有料)してしまうのも手です。

 

ランサーズ

 

次に画像の件ですが、私はぱくたそというフリー画像サイトを良く利用しています。

 


↑こんな画像、よく見かけませんか?非常に多くのサイトで使用されています。

 

有料テーマを使ってみる

さて、ようやくブログが出来た訳ですが、初心者の私は非常に苦労した事がありました。それは、

 

サイトのデザインがなかなか決まらないという事です。

 

WordPressというのはテーマが無数に存在し、自由なデザインを実現できる事が最大の利点なのですが、

 

初心者は、「そもそもどうやって変更するのか」分からずサイトデザインだけで1週間くらい時間を費やしたりします。

 

↓現在のWordPressの管理画面。左側の項目をいじってデザインを変更したり、記事を投稿したりする。

 

↓WordPressは全世界で使われていますが、ベースは英語なので英語の説明画面が出てくることもしばしば。

 

実際私もタイトルロゴがうまく表示されなかったり、全体のデザインで気に入らない部分があり、1週間くらい試行錯誤していました。

 

アフィリエイトを目的としてブログを作った場合、最も大事なのは記事の内容です。デザインではなく、記事の作成に時間を費やすべきなのです。

 

なので、デザインに時間を使っている間は非常にイライラしました。これなら無料ブログを使っていた方がいいじゃん・・・

 

という訳で、有料テーマを購入しました。

 

WordPressのテーマの中には、有料で提供されているものがあるのです。

 

私が使っているのは、賢威というテーマです。定価なんと24,800円(税込)!

 

決して安くはない買い物ですが、サイトデザインが決まらずに1週間費やすのであれば、一日あたり6,000円の日当で計算しても5日でお釣りがきます。私はレンタルサーバーやサイトデザインに関しては初期投資を惜しむべきではないと考えています。

 

具体的に賢威の何がいいのかというと、

①ほとんど完成されたテンプレートが用意されている。

②日本語で構築されているので迷わず操作出来る。

③ユーザー数が多く、質問フォーラムも設置されているので分からない事があればすぐ調べられる。

 

という点です。他にも色々あると思いますが私が特に実感しているのは上記ですね。

 

まず①ですが、賢威にはそのままでも使える様な(といってもかなり変更したけど)テンプレートが数種類用意されています。

 

 

せっかく無数に選べるテーマがあるのに決まったテンプレートに落ち着くのは何か負けた気がしますが、背に腹は変えられません。それに、ここから様々な変更を加えていく事も出来ます。

 

そして②ですが、賢威は株式会社ウェブライダーという日本の会社が作ったテーマなので、日本語で構築されています(導入方法の解説動画なども購入者ページから見る事が出来ます)。実はWordPressの管理画面はテーマごとに仕様が違っているのです(デザインが異なるので当然ですね)。

 

WordPressの他テーマも日本語訳されていたり、日本の企業が作ったものもありますが、賢威は特に分かりやすい作りになっていると思います。

 

↓賢威の記事作成画面と実際のページ表示。真ん中にあるボタンを押すだけで見出しをつけたり、文字サイズ等の変更を行う事が出来る。

 

 

 

最後に③ですが、賢威はアフィリエイターを中心として数多くのユーザーが利用しているテーマです。そのため、

 

「記事タイトルの大きさを変更するにはどうしたらいいのかな」とか、

 

「背景の色を変更するにはどうしたらいいのかな」

 

といった疑問が出てきたときに、すぐ解決する事が出来ます。(「賢威 ブログ」とか、「賢威 カスタマイズ」といったワードで検索するとサイトが無数にヒットします。賢威のカスタマイズ記事で集客しているブログもあるほどです)

 

また、購入者専用の質問フォーラムも用意されているため、そちらで検索する事も出来ます。(疑問に思う事は皆だいたい一緒です)

 

賢威の悪い点はないのか

さて、賢威の優れた点を紹介してきましたが、「いまひとつだなあ」と感じる点についても触れておきます。

 

まずは価格ですね。24,800円というのは決して安い金額ではありません。無料のテーマでもアクセス数を稼いでいるサイトはたくさんありますので、お財布と相談して購入するといいでしょう。

 

もう一つ、非常に重要な事なのですが、「サイトの表示が遅い」という点があります。

 

具体的な理由はわからないのですが、無料ブログ等と比べると表示の遅さが気になるんですよね〜

 

これについては改善の方法を研究していきたいと思います!

 

 

さて、以上が「このブログが出来るまで」でした〜

 

これからブログを作ろうと考えている方は、参考にして頂ければ幸いです。

 

軍曹でしたっ!