先日の話ですが、財布をすられてしまいました…(ノД`)

 

ゲームセンターで通信対戦型ゲームをしていたところ、台の上に置いていた財布が気付いた時にはなかったというものorz

 

26歳にもなってこんな不注意で財布を盗まれるアホは私くらいかもしれませんが、財布の盗難被害に遭われた方や紛失してしまった方のためにその後の対応を書いていこうと思います。

 

まずは警察に届出

その時私の財布に入っていたものは、

 

①運転免許証

②健康保険証

③クレジットカード3枚(うち一つはキャッシュカード機能付)

④現金1万3千円くらい

 

等です。こうなると④の現金はどうでもよくなります(本当はよくないけど)。①と②が最悪です。しかも③と一緒に入っているのでほとんどの個人情報が特定されてしまいます(免許証や保険証には氏名のフリガナが入っていませんが、クレジットカードにはローマ字読みが入っていますので組み合わせで完全に分かります)

 

私はゲームセンターの店舗内で盗難にあったので、店員さんにその旨を話したところ、

 

・落し物などは届いていない。

・今後落し物が届けば連絡するが、警察への届け出などは自身でやってくれ。

 

との事でした(もちろん実際の口調は違いますが)。その時の状況を確認するため店内カメラの映像なども見せてもらえないかと言ってみましたが、警察の捜査などでなければ見せられないとの事。そりゃそうだわな。

 

というわけで、私の財布は戻ってこないと観念。さらなる被害の防止に入ります。

 

まずは警察へ盗難の届出(正確には「遺失届」)を出します。「あれ?運転免許証の紛失って住所地を管轄する警察署じゃなくても届出できるのかな?」と思ったので警察署に電話(110番でなく普通に)したところ、近くの交番でOKとの事だったので早速向かう(といっても一番近かったのが私が住んでいる県の県警本部でした)

 

※ちなみに、運転免許証の再交付申請は運転免許試験場及び住所地を管轄する警察署または分庁舎でしかする事ができません(都道府県により異なる。東京都と神奈川県は試験場でないと出来ない)

 

落し物などの窓口へ行ってみると日曜の夜ということもあり他に一般の方はいませんでした。盗難にあった旨を伝えると30代前半くらいの警察官が対応してくれました。

 

で、「遺失届」に関する事項を色々と聞かれる。(紛失場所、時間帯、財布のブランド、デザインの特徴など。単なる「白色の財布」だけでなく、柄なども細かく聞かれました。発見された時に特定するためですね。)

 

一通りの聴取が終わると、遺失届の番号を教えられます。この番号はクレジットカード等の紛失連絡をした際に聞かれる事がありますので忘れないようにしましょう。

 

キャッシュカード・クレジットカードの紛失連絡

さて、警察署への届出が済んだら、キャッシュカードとクレジットカードの発行会社へ電話をして使用停止の手続きを取りましょう。専用ダイヤルが用意されており年中無休で24時間受付してくれます。

 

特にクレジットカードの場合、サインレスで利用できる店舗やネットショッピング等で暗証番号を入力しなくとも利用する事ができるため、速やかに連絡するようにしましょう。

 

クレジットカードには盗難保険がついており、不正利用がされた場合被害は保険で補償されますが、裏面の署名がなかったり、暗証番号が自分の生年月日から特定できるようなものであり正しい暗証番号が入力されてしまった場合保険が適用にならない事もあるようなので、普段から正しい管理をしておきましょう。

 

ここでは一般的な流れとして警察への届出→カード会社への連絡としましたが、私の場合店舗を出てすぐにカード会社への連絡を行ない、その後で警察へ届出を出しました(というかこの方があってる気がする。カード会社への連絡は電話で完結するので)。カード会社では遺失届の番号がなくとも受付をしてくれました。

 

余談ですが、私がクレジットカード会社に紛失の連絡をしたところ、男性のオペレーターの方が「間違いなくご利用を停止しましたのでご安心ください」という内容をめちゃくちゃ安心できるトーンで話してくれたのでかなりホッとした気持ちになりました(財布を盗まれた事などなかったので精神的に参っていた)。さすがプロ。

 

信用情報機関への本人申告

実は私はこの手続きをしていませんが(基本的に郵送でなければ出来ず面倒だし手数料もかかる)、信用情報機関への「本人申告」という制度があります。

 

信用情報機関とは、ローンやクレジットカードの契約情報や延滞履歴など(いわゆる「個人信用情報」)を管理・提供している機関です。金融機関やカード会社は新規の申込みがあった際に信用情報機関へ照会をかけ、延滞履歴や事故情報がないかを調べます。

 

信用情報機関についてー日本信用情報機構(JICC)

 

運転免許証や健康保険証は、借入や口座開設の際に本人確認書類として使用します。なので、第三者に悪用された場合他人に自己名義で借入をされてしまったり、銀行口座を作成されて犯罪に利用されてしまう、という事もありえます。

 

万が一そのような場合になっても不法行為による契約なので支払いの義務を負ったりする事はないと思いますが、何もしないのでは気味が悪いという方は各信用情報機関への「本人申告」を行いましょう。

 

「本人申告」とは、「本人確認書類を紛失してしまったので、新規取引の申込みがあった場合は慎重に対応してください」という情報を信用情報機関に登録しておくことが出来る制度です。こうする事で金融機関やカード会社は審査をより慎重に行なってくれます。日本にある信用情報機関は次の3つです。

 

CIC(シー・アイ・シー)

 

日本信用情報機構(JICC)

 

全国銀行個人信用情報センター

 

注意点としては、あくまで「紛失した事実を登録できる」だけという事です。銀行で普通口座の開設をするだけであれば個人信用情報は関係ないので、不正利用される可能性がゼロになるわけではないです。これも私が本人申告をしなかった理由の一つです。

 

おわりにー身分証がないという気持ち悪さ

以上が身分証やクレジットカードを紛失してしまった時にすべき行動です。

 

その後、未だに私の財布や免許証は戻ってきておりません。

 

「身分証が手許にない」という感覚は、身をもって経験した上で申しますと、半端なく気持ち悪いです(紛失しただけならまだしも、盗難の場合明らかに他人の手に渡っていますからね)

 

クレジットカードは再発行するとカード番号が変わり以前のものは使用停止となりますが、運転免許証保険証には「使用停止」という概念がありません。有効期限内であれば外観上も完全に有効なまま存在しています。

 

今となっては悔やんでも仕方のない事ですが、皆さんもくれぐれもお気をつけ下さい。

 

私も二度とこんなトホホな記事を書かないように気を引き締めて参りたいと思います。

 

軍曹でしたっ!
(免許証を再発行した話は改めて書きます)