どうも、軍曹です。
とうとう始めました、仮想通貨投資!
ここ数日更新が滞っていたのは、チャートとにらめっこをしながら仮想通貨の売買にのめり込んでいたためであります^^;
ということで、仮想通貨って何?といった基本的な事から、私の投資方針などを書いていきたいと思います。
仮想通貨とは?
まず、仮想通貨とは一体何なのかという話から。
仮想通貨とは、インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき、中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できます。仮想通貨の種類は600種類以上あるといわれています。
ビットフライヤーのサイト(https://bitflyer.jp/ja/glossary/virtual_currency)より
仮想通貨それ自体は単なる電子上の暗号に過ぎませんが(それゆえに暗号通貨とも呼ばれる)、モノやサービスの代金の決済手段として使うことができ(現在はまだ使える場面は少ないですが)、日本円などの法定通貨と交換する事もできるので、「仮想」通貨と呼ばれているんですね。
中でも一番有名なのは、やはりビットコイン(Bitcoin)でしょう。
初めて誕生した仮想通貨であり、当初1BTC=0.2円ほどの価値しかありませんでしたが、今では一時200万円以上の値をつけるまで価格が上昇し、時価総額は何と30兆円以上(!)となっています。
また、日本においては平成29年4月に改正された「資金決済に関する法律」において、「仮想通貨」の定義付けがなされています。
この法律において「仮想通貨」とは、次に掲げるものをいう。
一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
つまり、日本においては仮想通貨という存在が一応法律によって認められているという事が言えます。なんか条文で「仮想通貨」とか書いてあると滑稽ですね笑
注意しておきたいのは、仮想通貨はあくまで「法定通貨と交換できる何か」であって、「通貨そのもの」ではないという事です。nanacoポイントやTポイントなどと同じく単なる「モノ」扱いですね。
億万長者続出!?ハイリターンが期待できる仮想通貨市場
仮想通貨については、ビットコインが100万円を超えた時にニュースで大きく取り上げられた通り、ここ数年での急激な値上がりが話題となっています。
今年1年だけでも10倍以上値上がりしているので、1年前に10万円分買っていれば今頃100万円、100万円分買っていれば1000万円・・・という世界です。
中には、仮想通貨投資で1億円以上の利益が出た人(億り人)もいます。有名なのはこの人かな。
彼はビットコインが10万円台の頃に、貯金1000万円をつぎ込んでいた様です。なので単純に10を掛けても1億円!普通のサラリーマンが一生かけて稼ぐ金額をわずか1年のうちに手にしたというわけですね。
今となっては、「羨ましいな〜」という話ですが、1年前の時点で貯金1000万円を仮想通貨に投資するのはなかなか勇気がいりますね笑
今でこそ価格は10倍以上になりましたが、当時既に「ビットコインはバブルだ」「ビットコインは暴落する」といった声はあったはずです。
軍曹の投資方針
私の投資方針をまとめてみました。
①投資金額は約250万円(総資産の約半分)。
②投資する仮想通貨はビットコインのみ。
③現物の長期保有(1~5年以上?)しか行わない。いわゆるガチホ勢。
①について、投資は余裕資金で行うのが大原則です。既に「仮想通貨取引で資産マイナス○千万」といった動画がYoutubeにupされていますが、身の丈にあった投資金額を投入していればそういった事は起こらないはずです(もっとも、○千万円の損を出せるという事は、その金額を保有していたという事ですが)。何で相場がこれだけ上がっているのに損してしまうの?という話は後述します。
仮想通貨については、いまだにその「適正価格」といったものは定まっていないし、過去にサイバー攻撃によって取引所であるマウントゴックスが破綻した事もあり、その価値がほとんどなくなってしまうリスクもゼロではありません。
仮に私の投資金額が全て消失したとしても、「買い替えた新車が事故で廃車になっちゃった」くらいに考えています。
②について、仮想通貨の種類は今では1000種類以上と言われており、日本で簡単に購入できるモノだけでも数十種類存在します。
それぞれの仮想通貨によって価格や発行数はバラバラで、どれに投資すればいいんだ?と悩む方もいると思います。
「みんなの仮想通貨」様のサイト(https://cc.minkabu.jp)より
特にビットコインは既に200万円の値をつけるまでになっているため、「今からビットコインには手を出しづらいなあ」と思うかもしれませんが、基本的にはビットコイン一本で行こうと考えています。
理由は、ビットコインにはそれだけの価値があると思うからです。
ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコインと呼ばれる)の中には、今でも数十円台で購入できるものがありますが、それらを実際に生活の中で使う事はほぼ不可能です。
ビットコインがそれだけの価格をつけるのは、一部とはいえ現に決済手段として使える店舗やサービスが存在しているからです。また、海外の取引所などで日本では買えないアルトコインを購入・売却する際には必ずビットコインと交換になります。
つまり、ビットコインは仮想通貨の中での「基軸通貨」的な役割を果たしているのです。
③について、仮想通貨取引で利益を出す方法には、大きく分けて短期売買と長期保有の二種類があります。
短期売買というのは、仮想通貨の価格変動が大きい性質を利用して、「安い時に購入し、高くなったら売る」というサイクルを1日〜数日のうちに繰り返して利益を得る手法です。
株やFXの経験がある人なんかはこちらでも良いと思います。
一方、長期保有(ガチでホールドするのでガチホと呼ばれる)の場合は、とりあえず買って、ひたすら(場合によっては数年)値上がりを待つというスタイル(?)です。
短期での値上がりによる利益を追求しない代わりに、時間経過による価格上昇の恩恵を最大限に受けるのが目的です(現に、2017年1月からずっとビットコインを保有している人は資産価値が10倍以上に膨れ上がっています)。
常に相場の動きに気を使わなくていいので、投資初心者向けです。
ただし、仮想通貨市場が今後も拡大し続け、仮想通貨の価値も上がり続ける、というのが前提ですね。
「まだ一部のサービスでしか使えないのに、既にこれだけの値をつけている」というのが、私が今後も仮想通貨の価格が上昇していくと思う理由です。
この方針に沿って投資していけば、仮想通貨自体の価値を無にする出来事(日本円との交換が出来なくなるとか、取引所が倒産するとか)が起こらない限り損することはないやろ!余裕余裕〜
のはずだったのですが、、、
【悲報】軍曹、信用取引に手を出す
私が仮想通貨投資を始めたのは11月29日ですが、その時すでに1BTCの価格は100万円を超えており(ニュースでも取り上げられた)、「仮想通貨はバブル」という噂が広まっておりました。
しかしながら、日々最高値を更新し続けるビットコインのチャートに釘付けになっていた私は、「今ならまだ間に合う」、「一刻も早く買わねば」という思いで、出来るだけ早く購入しようと焦っていました。
手当たり次第に仮想通貨取引所の口座開設を申し込んだのですが、結構申請から開設まで時間がかかるので、取引が出来ずにいたんですね。
そんな中、最も早く口座開設が完了したのがGMOコインでした。
仮想通貨の売買をする場所は「取引所」と「販売所」の二種類があります。
「取引所」は仮想通貨を買いたい人と売りたい人が直接取引をする場所です。株式や為替と同じ様に基本的に自分で価格を決めて注文を出さなければ取引出来ません(価格を相場に任せる「成行注文」という方法もあります)。
一方、「販売所」とは販売業者との間で仮想通貨を売買します。販売業者が価格を決めるので、「取引所」での価格よりも基本的に条件が悪くなります(業者が儲けているから)。
GMOコインは「取引所」ではないため、仮想通貨を購入するのであればピンハネを覚悟の上で現物を購入するか、信用取引を行うかの二択になります。
ここで、「信用取引」とは何かを説明すると、
信用取引(しんようとりひき)
投資家が証券会社に担保として委託保証金を差し入れて、資金や株式を借りて売買する取引。委託保証金の約3.3倍の取引まで可能となる。例えば、投資家が「株式を買付けたいが、十分な資金が手元にない」、「株価が値下がりしそうなので空売りをしたいが、株式を持っていない」といった場合などに、投資家が株式の売買を行えるよう証券会社が買付代金を立て替えたり(=融資)、株式を貸し付けたり(=貸株)して、売買取引を行うことをいう。信用取引は、そのレバレッジ効果として、少ない投資資金でもタイミングを逃さず大きな利益が上げられるが、投資判断と逆の方向に株価が動いた場合は損失も大きくなる。
野村證券のサイト(https://www.nomura.co.jp/terms/japan/si/sinyotorihiki.html)より
簡単に言ってしまえば、手元にある資金以上の取引を行うことが出来る仕組みです。もともと株取引などで使われていました。
現物で購入するという選択肢もあったのですが、せっかく信用取引が使えるんだし、金額が大きいほうが儲けもでかいやろ!という安易な気持ちで1BTC=1,250,000円の時に信用取引で2BTCを購入。

その結果・・・
大 暴 落
買った時は125万円でしたが、翌朝には何と100万円を割れるまで大暴落!一時50万円の損失を抱えていた事になります(その時は寝てたけど)。
ほとんどの日本人が寝ていた早朝の出来事という事もあり、この時に多額の損失を出してしまった人は少なくなかった様です。
ですが、その後あっという間に値を戻したビットコインは、今では190万円前後で推移しています。
125万円の時に買い建てた私のビットコインも、無事に利益を出す事が出来ました(少額ですが笑)
信用取引には気をつけよう
よく知らずに信用取引を始めてしまったので、初心者の方向けにいくつか注意点を書いておきます。
その1 持っているだけで手数料がかかる
信用取引の場合、決済するまでは投資対象を「借りている」状態なので、ただ持っているだけで手数料がかかります(具体的には、ニューヨーククローズ(日本時間の午前7時)をまたいで「買い」または「売り」のポジションを持ってしまうと発生する)。
手数料率は0.05%。これは手数料発生時の評価金額に対してかかるので、1,250,000円で2BTCを持っていた私の場合は、
せ、せんえん、、、
一日当たり千円以上も取られとる!
信用取引はもともと長期で保有するための仕組みではないので仕方がないですが、普通に現物で購入する資力のある人にとっては何とも腹立たしいものです。
値上がりを待っている間はこれに耐えるほかありませんでした。
その2 ロスカットにご用心
信用取引には、ロスカットという制度があります。
ロスカットとは、ポジション(※)の損益がある一定レベルに達したときに、更なる損失の拡大を未然に防ぐために、その対象ポジションを強制的に決済する制度のことです。このロスカット・ルールが設けられていないと、預け入れた資産を全額失うばかりか、追加で損金を支払わなければならない事もあります。 つまり、ロスカット・ルールという決済により損失が確定するものの、原則として最低限の資金は温存されることになります。ただし、相場があまりにも急激に予想と反対方向へ進んだ場合は、預けた資産以上の損失が発生する可能性があることにご注意ください。
※ある通貨を購入(注文)して保有している状態
外為どっとコムのサイト(http://www.gaitame.com/beginner/loss.html)より
本来は損失が一定以上膨らまない様に作られたものですが、大暴落した後に価格が急騰した場合などは、大暴落した時点で強制的に決済されてしまうので、現物取引であれば得られたはずの利益を失う事にもなります。株やFXの動画配信で大損失が出る場面も大抵このロスカットによるものです。
私の場合、買った後に大暴落しましたがロスカットは免れる事が出来ました。
その理由は、「証拠金」をある程度差し入れていたからです。
私は合計で250万円分買いましたが、115万円を入金していたので、たとえ半額まで価格が落ちても耐えられる計算でした。
「投資は余裕資金で」はやはり鉄則ですね。
これから仮想通貨投資を始めるという方には現物購入を強くオススメします。
仮想通貨市場は毎日がお祭り騒ぎ
何はともあれ、無事に損失を出す事なく信用取引を終えた軍曹。
その後、やっとQUOINEXにて口座が開設となり、1BTC=1,269,000円の時にo.5BTCを現物で購入しました。今思えば、もっと買っておけばよかったな。
長期保有する方針なのであまり日々の価格変動は気にしてませんが、仮想通貨のレートは一日中見ていても飽きません。下手な映画より面白いかも笑
以下、「みんなの仮想通貨」様のサイト(https://cc.minkabu.jp)より
爆下げしたかと思えば(2017年12月10日12時50分)、
爆上げ〜(2017年12月11日17時53分)
毎日のように10%以上価格が上下します。
もうね、寝れない笑
仮想通貨市場というのは、株式市場などと違って、24時間365日オープンしているんですよ。
なので、日本人が寝ている間に価格が暴騰/暴落している可能性もあるんですよね(これまでの傾向だと深夜〜早朝にかけて暴落する傾向がある)。
仮想通貨取引を始めてから、朝早く起きるようになった気がします笑
以上、軍曹でした〜
しばらく仮想通貨関連の記事が続くと思います笑